血液が血管の中を流れる時には一定の圧力がかかります。
これを血圧と呼んでいます。
血圧は専用の機械で簡単に調べることができます。
病院や会社や学校などの定期検診などで一度は血圧を測ってもらったことがあるのではないでしょうか。

そんな血圧が基準値よりも低い人の事を低血圧と呼んでいます。
逆に基準値よりも血圧が高い人の事を高血圧と呼んでいます。
血圧を測るときは最も血圧がかかった時の数値である最高血圧と最も血圧が低かった時の数値である最低血圧を計測するのですが、最高血圧が140以上で、最低血圧が90以上の場合、高血圧と判断されます。

低血圧の場合はあまり問題視されませんが、高血圧の場合は様々な生活習慣病の元となるため、改善を求められることが多いです。

高血圧を抑えるための食べ物とは

高血圧になった場合、そのまま放置しておくと身体がどんどん蝕まれていくため、出来るだけ血圧を下げるようにしなければいけません。
私達が普段口にしている食べ物の中には血圧を下げて高血圧の改善になるような食材がたくさんあります。

降圧剤などの薬に頼る前に、まずは食生活によって血圧を改善するようにしましょう。
血圧を下げてくれる効果があるのはミネラルと呼ばれている成分の一種です。
具体的にはカリウム、カルシウム、マグネシウムです。
このうち、カリウムがどうして血圧を下げてくれるのかについてみていくことにしましょう。

どうしてカリウムが血圧を下げる効果があるのかというと、カリウムは体内に吸収されて血管の中に入る時にナトリウムと水分を体外に排出する性質を持っています。
このナトリウムと水分を体外に排出されるときに血圧が下がると言われています。

カリウムを手軽に摂取できる食べ物にはバナナとリンゴがあります。
実はこの二つの食べ物よりもアボカドやドリアンなどの方が一つ辺りに含まれるカリウムの量は多いのですが、ドリアンはめったに売られてませんし、アボカドも毎日のように食べるものではありません。
その点リンゴやバナナは簡単に手に入ってそのまま食べることが出来るので血圧を下げるための食べ物としてはとても有効です。

また、高血圧を改善するには食事法、食事の順番もとても重要です。
食事の順番を見直すことによって高血圧を改善する効果があることが分かっています。
血圧を下げる食事の順番で気を意識することは一つの食べ物を食べ始めたら、その食べ物を全て食べ終わってから次の食べ物を食べ始めるという事です。

一つのものを食べ続けるという事は一般的な食事のルールからするとあまり良くないように思えるかもしれませんが、血圧を下げる目的で考えると、とても効果的なのです。

高血圧を下げるためにはまず野菜などをたっぷり食べて食物繊維を多く吸収するようにします。
食物繊維の中でも、水に溶ける性質のある水溶性食物繊維という成分は体内に蓄積されている塩分を体外に排出してくれる働きを持っています。

食物繊維を野菜などの食べ物でたっぷりとってから、たんぱく質を摂取します。
たんぱく質という栄養素は高血圧にはあまり良くない栄養素と思われがちです。
それはたんぱく質を多く含む食べ物の代表が肉類なので、いかにも血圧を上げそうなイメージが強いからです。
しかしたんぱく質は食生活の中で上手く取り入れることによって確実に血圧を下げる効果が期待できます。

たんぱく質は私たちの細胞を作るうえで必要不可欠な成分です。
良質なたんぱく質を適量摂取することによって、高血圧によって傷んだ血管が修復され、元気になり、高血圧を改善する効果があるのです。
そして、最後にご飯などの炭水化物を含んだ食べ物を食べるようにします。

チョコレートに多く含まれているポリフェノールも血圧を下げる効果が期待できます。
ポリフェノールを体内に摂取すると、血小板が凝固する作用を抑え、血液の流れをスムーズにしてくれます。
ポリフェノールが血流をスムーズにしてくれることで血管の負担が減り、血圧が下がるというわけです。
また、ポリフェノールには高血圧の原因となるコレステロールの吸収率を下げる効果もあることが分かっています。

また、カロテノイドという成分も血圧を下げる効果が期待されます。
カロテノイドはスイカや赤ピーマン、にんじんやトマトなどに含まれる成分なのですが、カロテノイドにはカロテンという成分が含まれているのですが、このカロテンには血圧を下げる効果が期待できます、またカロテノイド自体も抗酸化作用があるため、身体にはとても良い栄養素です。

血圧低下にはカリウムとポリフェノール、そしてカロテノイドを意識して食べるような食生活を心がけましょう。